70歳になるとゴルフ場利用税が非課税になる。 ということは、今後の予定を見ると先日のゴルフが、人生最後のゴルフ場利用税という贅沢税の支払いということになる。 現役世代に負担をかけるシニアの一人としては、総論としては、できるだけ社会貢献をしないと「日本はどうなっちゃうのだろう」と思いつつ、各論としては、出るものはできるだけ少なく、残るものは自分のために使いたい、と思ってしまうのである。 これも、どこかの与党議員と同じで「法令違反ではないですので…」という言い訳では、話が通らないのだが…。 それ以外でも、へぇ~~~!こんなところにも優遇処置があるのかと思うものはある。 以前、記事にも紹介した高額療法制度(シニアだけの制度ではないがシニアが多く恩恵を受ける)、医療費窓口負担割合、映画館・カラオケ・スーパー・ドラッグストアなどのシニア割。 地域の公共交通機関のシニア割。 運転免許証の自主返納と連結していたり、企業の呼び水的なマーケティング戦略はアリであるが、次世代負担増では困る。 現在でも、フリーターとしての活動を続け、週3日x6時間の仕事と在宅の仕事の機会をいただいているが、社会貢献が動機ではなく自分のためである。 老後の生活費という気持ちもあるが、それよりも年金生活者になってみると「今度ボーナスが入ったら…」「今からがんばれば…」という希望の源が無くなり、生活にハリというか、ポジティブさが無くなることに気づいたからである。老後のワークライフバランスである。 最近ではその気づきで、低額の宝くじも始めている。 当たる確率はゼロではない!誕生日も過ぎ、70歳になっても仕事を続けているわけであるが、高齢者の退屈な毎日を埋めてくれている。 週3日(隔週がん治療の日は追加で1日お休み)の勤務状態が、ストレスのない充当頻度になっており、また通勤やそのための早起きを考えると、通常の8時間勤務では約11時間弱の間接的な(食事や準備込み)拘束時間になってしまうところ、6時間勤務ではそのストレスも軽減されている。 その上に担当業務の影響が大きい。 最近そのことをしみじみと感じるのは、仕事は時間に追われ、生き方考え方の違う人間たちに一つの結果を求めることである。 昔、工場の管理時代に新人に必ず伝えていたのは、「(当時流行ったSMAPの「世界で一つだけの花」を引用して)「ナンバー1になるよりも個性を重視する考えは、経験を積むまで足かせになるので忘れてくれ」と言うことだった。 兵隊の一糸乱れぬ行進風景、あれが工場ではベストで、その中で工夫ができる人から上に登っていく。 好きな言葉ではないが、5Sの最後のS、整理、整頓、清掃、清潔、それから躾である。 なぜここに躾が出て来るのか、共同生活で一つの目標に進むためには必要なのである。 時間内に様々な人間たちに決めた通り“やらせること”がストレスなのである。
その意味では、目新しい改善活動を実施したり、風土を変えたりすることは、ストレス中のストレスになっていた。 実践ではなかなか思うようにはいかないのだが、その時の手法を私は「3点セット」としている。 まずは最も権限の高い人による働きかけや号令、次に旗振り役による周知、ここにそのことを実施するための社内の体制、ルール、管理方法なども含む。 いわゆる事務局である。 最後に、一目置かれる“現場の兄貴分”による徹底である。 この3点セットのどれが欠けていても実現は難しい。 私がこのことを学んだのは、工場の管理職時代のISO9000シリーズ(品質国際基準)の取得である。 外資系の時代、文書を書くこと、論理建てて考えることなどは、管理職教育で学ばせてもらった。 当時は日本上陸前の米国のビジネススクールコースの抜粋であった。 ただし、手順書とか品質とか、私はどちらかと言えば敬遠していた。 まさに、個性を生かさない、クリエイティブではない、お金を生まないものと思っていた。 当時、ISOの取得はコンサルタントにお願いするのが近道と言われていた。 しかし、当然と言えば当然なのであるが、彼らは無責任なのである。
3点セットで言えば、事務局の進め方を教えてくれるだけで、次のコンサル訪問までに、関係者を鼓舞して、やる気を持たせ、宿題をこなすのである。 まずは決めたことを文書にし行動したことを記録に残し、会社側が号令のための方針、仕組みを整え、そこで始めて、各実働部隊が行うことを書き留め基準とする。 最後に、この活動が今後も継続的に改善しながら進むように、評価検証の仕組みを整えるのである。 今になって振返ってみると、日本の〇〇委員会なるものの仕組みや活動は、ほとんどこの品質国際基準に則っている。 私の場合は、週40時間の雇用形態ではないが直接契約であるので、言わば社内コンサルの状態であり、コンサルよりも踏み込んで「当社の問題点」も一緒に解決を目指す。
もう一つストレスの問題に触れなければならない。 正規雇用の管理職状態でのプロジェクトの場合は、雇い主である上司にあたる人は常に費用対効果を考えている。 出来栄え、所要時間、経費は、上司もしくは周りからいつも評価を受けている。 今にして思うと、そのプレッシャーから来るストレスも大きい。 ただし、基準や法令に合わせて、社内ルールをまとめて実行する行為は、周りからの評価の良し悪しは別として、私としては楽しいと思っている。 その上、年金生活者らしく時給の安いフリーター状態での仕事であるため、費用対効果的にも“お得な買い物”のはずである。 私もその分プレッシャーを感じにくい、“ストレスの少ない趣味の延長線”なのである。 日本は、「技術力のニッポン」というブランドも剥がれ掛け、国民総生産の順位も落ち、高度成長期に作り出したもの(うがった見方では住民も含む)の老朽化が進み、挽回には予算が当てられず、マンパワーの不足も慢性化するはずである。 以前から納得のいっていない問題として、世界で二位の経済大国であった日本でも、将来こうなるであろう予測と準備ができていないという現実。 社会の仕組み自体が間違っていたのか、それとも、行政府や立法府の問題か、立法府だとすると長く政権に就いた自民党の問題か、野党も含めればそれを選んだ国民の問題か、行政府も立法府も大半はそこに入るための高学歴を勝ち取ることを願って受験勉強に勝ち抜く必要があり、そういう制度の問題か、そこでの教育の問題か? 言い出せばキリがないが、その結果に不覚にも貢献した世代である。 60歳から悠々自適な老後を夢見てきた世代であったが、現実は甘くはなかったのである。 現実は受け止めなければならず、経験豊富なシニアらしくこの先を全うすることを考えなければなるまい。 我々シニアは誰しも若い頃から打ち込んできたそれぞれの技術や経験、行動力や励まし合う姿勢があるはずである。 シニアと呼ばれる年まで生きて来られたことに感謝しながら、年金補助を受け取りつつ、趣味や“ストレスの少ない趣味の延長線”のような活動に関わることができたら、若者と共存し支え合うことができたら、生活のハリや多少なりとも社会に貢献できていると実感できるかもしれない。





焼肉食べ放題は、65歳から割引がありますね!(^^)! 自動車も年齢割引あってもいよな
返信削除