必要なことだと分かっていても、なかなかその気になれず、いつも使用しているのだがその契約条件を理解していないものがある。 まず思い当たるのはクレジットカードである。 最近は数枚になっているが、ある時期はマイレージとか称したポイントブームで幾つものカードを持っていた。 海外旅行時など、空港でどうしても足りていない気がして、待ち時間に入ってしまう個人旅行用傷害保険、会社の傷害保険、それに個人の数枚のクレジットカードの特典としての傷害保険など、五重六重に傷害保険に入っていたようである。 条件の確認さえすればムダな保険には入る必要はなかったかもしれない。 結果としては、無事ではなかったときに五重六重に保険適用されたことになるが、有事の際に気づき申請するかどうか。 幸か不幸か無事であり、気づかないままのムダの蓄積があったわけである。 最近では逆のケースがしばしば発生する。 以前解約しようとしたスポーツ用品系カードは、解約しようと問い合わせた時のオペレータから年会費は掛からないと言われ、とりあえず継続していた。 しかし、いつの間にか規定が変わったらしく、年間5万円以上利用しないと年会費自動引き落としに変わっていて、実際に引き落とされていた。 また、ショッピング系カードで、以前関連の銀行で住宅ローンを利用したことがあり、ゴールドカードに格上げになっていたが、本人は高額年会費もなく色はゴールドだがその資格はないと思っていた。 当時は出張が多く、会社の同僚管理職との出張時の空港の待ち時間で、ゴールドカード専用ラウンジに行こうと誘われ、多少躊躇しながらも、やはり受付で私のカードは対象外と断られ、恥ずかしい思いをした経験がある。 その後二度と近寄ることはなかったのだが、最近の改定では、年2回までは空港ラウンジ利用可のようである。 さて、勇気をもって挑戦してみるかどうか?
さて、これが本丸かもしれないと思いつつ…。 スマホである。 料金を見ているとそんなに激しい変化はないが、理解している金額よりもいつも高く支払っている。 とりあえず、散歩途中のショッピングモールのショップに立ち寄ってみたのだが、いつ行っても高齢者数組が説明を受けていて、順番待ち状態である。 それでモール開店時間の10時に行ってみることにした。 大当たり! 客はいなかったのですぐに対応してもらえた。 サブスクのような特殊な契約の有無、ついでに月々の料金詳細の確認が主な質問であった。 結果は簡単でマイページにログインすること。 若い店員は手慣れた感じで矢継ぎ早に、マイページのパスワード? 覚えていない! スマホ購入時に設定したパスワード? 覚えていないが何度か試して成功! マイページパスワード変更で設定する新しいパスワード? 何とか入力完了! マイページログイン後に、スラスラと私の質問を画面で紹介してくれた。 気が重かったが簡単に終了。 我に返って店内を見渡すと、すでに数組の中高年の姿。 自分もしっかりと高齢者で賑わう店舗の登場人物になっていた。 高齢者乗換割引もあるのだが、操作が分からないという人が多そうである。 帰宅後、自分でチャレンジした。 店員が示した画面にはたどり着けなかったが、マイページで様々な確認ができた。 基本料金に10分通話無料が含まれていると思っていたが、それはオプションで追加料金を払っており、またショートメールや0570など問い合わせ対応など通話無料対象外があること理解しなおした。 小まめにマイページから使用データと契約条件を確認し、条件の見直しをする必要ありか?
先に述べた住宅ローンで建てた我が家は、当時これもブームであった太陽光パネルが付いている。 当時はきちんと説明を理解し、ベストの計画をしたはずなのだが…。 政府の後押しでのFIT(固定価格買取)制度でお得な売電であったことは理解していて、大体、月々の収支が、売電と買電がほぼ同額だった記憶がある。 その後、お得なFIT制度は卒FITと呼ばれるようになり、売電額が5分の1程度になっていて、数年前に確か電力会社との契約から、条件が少しでも良かった民間会社に変えた記憶がある。 その時、配線切り替えに来たサービスマンが(私から頼んでおいて…)どうも信用できず、その上、念のためシステム全体の点検をしておきたいというところ、「そのままで結構です!」と追加の点検をお断りしていた。 つい最近、この太陽光を有効利用できないかと思い始め、真夏の暑い午後、屋内の液晶コントローラを久しく触ってみると、「自動停止中」となっており発電量ゼロ。 買電は電力会社、売電は民間会社、発電は太陽光メーカー。 発電、消費、売電、買電の関係はどうなっているのか、誰に聞けばよいのか、カリカリしながらもそれぞれのお問合せ窓口に電話をする。 結果は、私が覚えていなかっただけだが、住宅用の10kW未満の発電では、太陽光発電メーカーの設置時に、発電した電力はまず自家消費し、残りは売電すると決まっているらしい。 発電量が足りない時(曇りの日や夜間)は買電なのである。 我が家の「自動停止中」は、太陽光パネルで発生させた電気を管理するための回路の一部が故障していて、「連携運転中」「自動停止中」を繰り返していたようである。 勝手にカリカリしていたが、やっとスッキリである。 例えば9月のある日の瞬間使用電力は、日中0.79kW、夜間1.39kW、対して日中の発電は3.42kWであった。 この数値だけ見ると、蓄電池さえあれば自給自足可能ということだが、現状は、日中はそのほんの一部を売電し、夜間はすべて買電しているということだ。 晴れの日の日中の節電は、何のための我慢だったのだろうか?
反省を横に置いたまま話題を変える。 「国勢調査」という調査が行われた。 10月8日締め切りだったようである。 1920年から続く制度で、“にわか公務員”による住民への配布と記入データの回収が行われた。 今年はちょっと前に同じような調査で、「国民生活基礎調査」なるものが行われていた。 「国勢調査」は総務省、「基礎調査」は厚労省である。 前者は世帯の基本情報のみ、後者は住まい、家計、健康状態などより突っ込んだ情報の収集のようであったが、 “にわか公務員”の配達員の方は、実態を確認する必要があり、手渡し時に家族構成や人数などを確認していた。 数か月の間に、総務省用と厚労省用の二度もである。 私は、配布の“にわか公務員”も気になったが、その方との会話を意図して聞こうとする人が周りにいないか、そちらの方が気になった。 当然、回収は不要になる様にネットで回答した。 後の話であるが、“にわか公務員”の方々は大変苦労されているという報道、私の対応もどちらかと言えば苦労させた側の住人だったろうと反省する。 そもそもの話ではあるが、百年以上前に始まった制度が、脈々と引き継がれ、当時は考えられなかった…電話やインターネットなどの通信網が当たり前の社会で、オレオレ詐欺、強盗特殊詐欺、個人情報流出悪用など、想定外の社会になっている。 自分自身もそうであるが、行政も日々進化するテクノロジーの流れに乗り遅れないようにしなければ、考え方や行動が現在にマッチしないものになっていて、またそのことに気が付かないことは多い。 せめて身の回りのものについて、正しい理解とそれらの状態の確認は要チェックである。 ひょっとしてこれは年齢の問題ではなくて、ただの理解の後ろ倒し?





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