目指すはジージー!

 12月生まれの私は、誕生日が来ると年の瀬を迎える。 世間はクリスマスモードになり、なんとなく”締めくくる活動”をしなければならない気分が忙しない。 即ち、師走なのである。 以前から不思議な感覚になり、たぶん12月生まれの人はその傾向が強いと思うのだが、誕生日で歳を取り、新年を迎えると迎えた年に歳を取ると何歳になるかを考えてしまい、なんとなく、まだ次の誕生日までは11ヶ月もあるのに歳を取った気分になってしまう。 この思いからすると、令和7年には70歳になるのである。 70歳になると何が変わるのだろうか? そもそも我々世代は、団塊の世代の影響を受けながら、そのピークから少し落ちかけている環境を、良くも悪くも追いかけているのである。 例えば、大学受験や就職活動などは、聞くほどでもなかった様な気もするが、名残があり不安に駆りたてられたようである。 

70歳になると、加入保険団体から「高齢受給者証」が交付され、医療費の窓口負担が3割から2割になるはずであるが、これは所得制限付きで仕事を持っている人はまず対象外。 また、今回お世話になった高額療養費の限度額が引き上がる。 運転免許証の更新手続きでは講習だけでなく、運転適性検査、実車による指導が必要となる。 高齢ドライバー車両のステータスのようなシール(もみじマークとか四つ葉マークと呼ぶらしい)は努力義務、付けて走れる資格を持つということである。 社会保障も運転免許もより大きな壁は75歳で迎えることになる。 これからやって来るであろうその他の70歳の壁、2021年4月施行の改正高齢者雇用安定法では、65歳までの雇用確保義務、70歳までの就業機会確保の努力義務とされている。 こうなると、年金支給開始年齢も70歳に向けて調整されることになるだろう。 「団塊の世代を追いかける世代」のデメリットである。 私は今も仕事を続けているが、仕事をすること自体問題はないが、仕事上のMUSTつまり仕事のプレッシャーや時間的な縛りがきつくなると体に悪い気がしている。 私は縛りのきつくない程度の心身の状態で仕事しているのが…。 就業可能年齢を上げることで年金支給年齢が上がると、人によっては自ずと”仕事上のMUST”が増大し、心身の状態が崩れることになる。 知らなかったこともある。 非同居者であっても70歳以上であれば控除対象扶養家族となるらしい。 つまりは、私の子どもたちが私を控除対象の扶養家族として申告可能ということか?  私も親に対してできたことになる。 自転車でも歩道を走行できるのは、13歳未満の子どもか70歳以上の高齢者である。 小学生と同じ身体能力とみなされている? ゴルフ場利用税は70歳から非課税になる。 楽しみであるが、ゴルフ場はだいたい交通の便が悪い所にあり、免許返納までの数年間の楽しみである。 まだまだ、70歳の壁はあるはずであるが今は思いつかない。 70歳の壁はすでに壁ではなくなっているのか!! 現在は、厚労省は65~74歳は前期高齢者、75歳以上は後期高齢者としている。 道路交通法では70歳以上が高齢者となっている。 

「団塊の世代を追いかける世代」のメリットもある。 団塊の世代のシニアを目掛けて「シニア割」なるものが増える。 ひたち海浜公園や新宿御苑の入園料半額の恩恵は以前記事にした。 単身赴任時代からドラッグストアでのシニアパスポートがあり、複雑な思いで利用していた。 映画館はまだ50代前半からシニア割で、岡田将生の初主演作「ホノカワボーイ」を観た記憶がある。 先日、冠婚葬祭で実家に帰ることになったが、航空会社の「シニアメイト」で約半額で利用であった。 交通機関つながりでは、CMであの有名な何歳になってもきれいな女優を見るたびにこれしかない!と思うのが、JR東日本の「大人の休日倶楽部」は荷物のことを考えると車には勝てず、利用できずにいる。 シャレたネーミングとしては、
トイザらスの「まご割」、確かにおもちゃを買うのは…そうかもしれない。

考えてみると、すでに高齢者である。 そして、すでにいろんな恩恵を受けているのである。 気持ち的にはちょっと抵抗があり納得がいかないのだが…。 電車やバスの優先席にも堂々と座れる高齢者なのである。 ドラマの織田信長は人間五十年~と詠いながら最後の舞を踊った。 私が生まれた頃でも平均寿命は60代前半。 70歳まで伸びるのは1970年あたりの様である。 もちろん、平均寿命であるから、早い人も遅い人もいるし、医学の進歩での赤ちゃんの死亡率減少が大きく影響しているだろうが、それにしても私が子供の頃は、70歳は十分すぎるほど高齢者だったわけである。 自分の姿は自分では見えず、若い頃とあまり変わらないと思っているようである。 その上、あまり衣服の補充もしないことから、日頃の鏡いらずの生活では目視できる自分の容姿も昔と変わらない。 それ故に今でもゴルフではベストスコアを目指すし、資格試験も受けたくなる。 その試みが成功するか失敗するかはわからないが、どちらにしても自分をいじめすぎず、弱肉強食の餌食にならぬことである。 
イオンのシニア割のネーミングは、「G・G感謝デイ」である。 何か言葉の響き自体が「じじぃ」を連想させる私の中では不評なネーミングなのだが、「Grand Gereration(グランド・ゼネレーション)」の頭文字で、「人生の中で最上の世代と捉え、若々しく年令を重ね、豊かな知識と経験を持ちながら、人生を様々なスタイルで楽しんでいる世代の年長者を敬意を持って…」ということらしい(AIの説明記事)。 今や、「人間81.05歳下天のうちにくらぶれば~」である。 31.05歳も伸びると信長当時のような「儚く短い」とは言えないかもしれない。 人生を様々なスタイルで楽しんできた”年長者”として、社会に迷惑をかけず、できれば未来に貢献しながら、恩恵はありがたくいただきながら、また15日(GGの日)がきたらイオンまで散歩しようと思うのである。













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