便利が先か理解が先か!?

旅行中にクレジットカード会社を名乗る電話があり、突然「あなたのカードが不正利用された疑いがある。 〇月〇日にxxx円のカード利用がありましたか?」との連絡。 正直なところは「突然そう言われても…」である。 登録しているメールアドレスに、速報版カード利用のお知らせなるメールが送られてきているが、使用した店によってはカード会社への請求時期が異なり、実際に使った日は〇月〇日ではないことが多く、せっかくの速報版は目的通りには機能していない。 ただ、使用金額xxx円の記憶が確かになかった!様な気がした。 詐欺の罠に引っかかるかもしれないと半信半疑ながらも、「カード使用を停止し、ID・パスワードの変更を」との電話の忠告に、「旅行中なので、本日いっぱいはETCは使用、自宅に戻ったらこちらから連絡する。」と応えた。 この程度なら詐欺の餌食にはならないだろうと想定した。 その夜、高速道路はETCゲートを無事通過、ただ途中のサービスエリアでのお土産購入にはカード使用できず。 徐々に真実味を帯びてきたが、なぜ「〇月〇日のxxx円」が疑わしいと分かるのか、なぜETCは使えてクレジットカードは使えないのか、などなど頭の中に?マークがぐるぐる回りながら、その日は慎重に運転して帰宅した。

翌日は朝から必要な対応を始めた。 昨日の電話が九州の固定電話からだったが、カードの裏面にあるトラブル対応のナビダイヤルに連絡し、事情を説明し、カード会社からの連絡であったことが確認できた。 電話のやり取りとホームページの情報から?マークを整理する。 このカード会社では、24時間体制でユーザーの使用状態の監視をしているらしく、使用場所、使用時間、使用金額など、通常とは違う(つまり私の通常は把握されている)場合は不正使用の疑惑ありと判断し、本人に確認の連絡を入れる。 その上で、カード使用停止、疑わしい金額の処理を止め、ID・パスワードの変更をお願いするようである。 今流行りのAIが活用されているのかもしれないと思いつつ、カード使用停止とカード再発行の確認、ID・パスワードの変更を実施した。 カードが届いたらすぐに、カード引き落としになっている公共料金などの処理として、引き落としカード変更の手続きが必要である。 ポイントはカード会社が新しいカード番号に紐付けてくれるようである。 便利な分、何かあった時には処理が面倒であり、できたら、ポジティブに性善説で生きていきたいところ、このような後味の悪い流れに巻き込まれてしまうのは不愉快である。

クレジットカード繋がりとしては、最近テレビやラジオで盛んにコマーシャルが流れる「過払い金請求」について、書いておきたい。 クレジットカードはかれこれ40年は使用しており、なんでも挑戦するという殻の外のチャレンジャーとして、△△法律事務所に連絡をしてみた。 が、残念ながら、クレジットカードを使用している人は誰でも対象になる様なコマーシャルだが、キャッシングで現金を借り入れした場合に限るらしく、数分でチャレンジャーの闘志は撃沈された。 元々、現金の借入時の規制には、出資法と利息制限法という二つの法律があり、それぞれ金利の上限が、年20%、年29%(借入金額により変動)と違っていたためで、その間を「グレイゾーン」と呼び、貸付時の条件により取り決められたところ、2010年の最高裁の判例により、”グレイ”が”黒”になったようである。 コマーシャルのように「以前少額のキャッシングを繰り返しただけでさかのぼって◯十万円の返金」しかも「電話一本で気軽に」なんてことになると、私も電話はしてみたが、貸し付けた会社側は大変だろうと同情していた。 決算は毎年行われ利益はいろいろ処理されてきただろうに、突然過去のキャッシングの利息の返金である。 商売としての感情的な善悪は別として、違法ではない状態で運営してきたはずである。 ただ何事にも制限はあり、現金のキャッシングのみ、最後の借り入れから10年で時効、同一キャッシング会社系列のクレジットカードやローンは5年間は使用不可(つまり、グループ内のブラックリストには載る)になるらしい。 コマーシャルを聞くたびに、私の40年は対象か否かと貸し付けた会社側の心配とで悶々としていたが、少しだけスッキリした。

カード使用時の登場人物は、カード発行元とカード利用者とカード加盟店だが、発行元と加盟店はライセンス契約で、加盟店は発行元に取引ごとに手数料を支払うが、利用者には価格転嫁してはいけないことになっているようで、利用者負担はゼロ。 ただし、分割払いやリボ払い、キャッシングでは、利用者は発行元に手数料を支払う。 月末近くになると、リボ払いへの変更の勧誘メールが来るのはそのためである。 国際ブランドとして、Viza、マスターが有名だが、自社ではカード発行はしておらず、加盟店がカード管理を行い、自らは決済システムだけを提供している。 それ以外では、JCB、アメリカンエキスプレス、ダイナースなどがあり、自社でカード発行から運営管理まで独自に展開している。 様々なBtoC企業(消費者と接している企業)は、大手ブランドとライセンス契約を結びながら、独自のポイントを提供する。 時代に合わせて、生活パターンに合わせて、ポイント付与率に合わせて、カードを取得したが、なるべくメインのカードに集中させてきた。 当初はガソリンの値引き率の高かったコスモカード、海外出張が増えると、「マイレージ」がポイント付与の代名詞ともなったJALカード、還元率の良かった東京電力のTEPCOカードなどお世話になってきた。 震災後はTEPCOのサービスは激減し、今はIT系のカードである。 時代の流れである。 近年では会社の出張で個人にポイント還元されることへの不公平感も伴い、個人のクレジットカード使用は制限されたり、会社からカードが支給されたりするようである。
 後決済のクレジットカードが長年主流だったが、最近では即時決済のデビットカード、前決済のプリペイドカードなどができ、仕組みは理解できても違いが分からないのは私の年齢のせいか? 数年前にSUICA、私の理解ではプリペイドカード?がスマホで対応できるアプリをダウンロードしようとしたが、スマホのバージョンが古くてできなかった。 安物買いは時代に乗り遅れてしまう様である。 飛行機チケットの購入もクレジットカード払いで、ホームページから情報をダウンロード、そこにプリントされたQRコードを空港カウンター横の機械にかざして発券する。 ただ、周りを見ているとスマホで搭乗口に向かう人も…。 決済システムはクレジットカードと同じかもしれないが、表面的にはカードは登場しない。 便利にはなっているのだろうが、すでに理解の域を超え始めている。 すでに誰かに教えられるままに操作される自分がいるのかもしれない。






コメント

  1. 匿名4/07/2024

    ホンマやな―(笑) ぺいぺいは、まだ使ってません。 中国発が気に入らんわ(# ゚Д゚)

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