3年目の年金受給フリータ-

 子供の頃、夏休みの読書感想文で400字詰め原稿用紙2枚書けなくて、元の文章を引用してやっとの思いで提出していたことを思い出す。 原稿用紙2枚めの半分過ぎるとホッとする感じ、つまり600字が限界であった。 本ブログの始まりの「ブログ掲載にあたって…」は空白の行も含めて約1000字、原稿用紙2枚半。 その後、徐々に増えてきて、最近では平均2800字(これも空白行を含めて)、原稿用紙7枚ということになる(もちろんブログ入力画面に直接タイプするのだが…)。 10日に一度の間隔で2年と30日、75回目のブログで、平均原稿用紙6枚とすると450枚も書いたことになる。 夏休みの感想文を書くのがあれほど嫌いだった私がである。 それだけ、「殻の外」での目新しい出来事、「殻の外」での気持ちや意見、それからパソコン画面の向こう側にいる方々へお伝えしたいことなどで、考えること、文章を書くことに意味や意義を感じている。 もちろんそのような刺激はボケ防止にもつながるらしいので、3年目を迎えたことをうれしく感じながら、やれるところまで続けていきたいと改めて誓うのである。

以前、今の定職は週18時間で事務兼コンサルのような仕事と書いた。 雇用保険欲しさではなく本当に9ヵ月に及ぶ仕事探しの結果であった(最初はもらえるものは…との思いも…)。 雇う側からすると、発展性の少ない、やっと仕事に慣れても先がないシニアの採用は困難な上に、心身的に担当業務の制限も付きまとう。 シルバー人材などでは草刈りや市営駐車場の番人など業務が限られていることもあるが、説明会では経験のことは忘れろ!とはっきり言われる。 私から言わせてもらえば、市から貰える仕事を口を開けて待っていればそうなるに決まっている、などと言いたくなるが、シニアにとっては大事な組織であることには変わりない。 ハローワークの就職活動、派遣社員やネット仕事紹介など、仕事はあるのだが、ほとんどは経験を生かした5日x8時間の「責任と収入の伴う仕事」、もしくは経験の必要ない1日x8時間の「責任も収入も伴わない仕事」である。 私は経験を生かせる仕事(責任のある人から依頼される管理に必要な仕事)とパートタイム(週20時間未満)にこだわった。 私の考えでは、この再就職は若い時と違いラストチャンスで、再々就職はますます厳しくなる、また、若いときと違い年金収入があるため切羽詰まっている感も薄い、であった。 結果論かもしれないが、需要と供給がマッチする求人があるものと信じて待ったことになる。  

では、今お世話になっている会社の仕事内容をもう少しだけ説明すると、募集要項では、最初はフルタイムで課題が一段落したら週3日程度、時給制、業務としては、文書・記録の管理、業務改善と標準化、まずは安全衛生に関わるところ、というものであった。 私の現役時代の工場勤務は50歳からで、海外の企業に買収されたメーカーの工場だったのだが、買収されて以降工場製品としては売上が伸びず、お金のない工場は管理職自らプロジェクトに関わらなければならず、労災事故対応、品質や環境での国際基準(ISO)の仕組み、リストラ、庶務対応、コストダウンなどなど対応しながらも、海外の上司から恐ろしいくらいに短期の結果が求められた(ほとんどイジメであった)。 ただ、これまで工場経験がなかったお陰で、知らないうちにこれが日常の工場業務と思っていた。 そのような管理職と実務の仕事体験が、今回の募集要項にピンポイントでマッチしたのである。 問題は「最初はフルタイム」の募集要件だったが、まずは採用していただき、試用期間3ヵ月の間に(時給制の仕事での試用期間が存在するのか疑問だが…)、仕事の課題と私のできそうなことを天秤にかけていただき勤務時間を決めるということになった。 結果は今の条件、なんとか週18時間での継続にこぎつけた。 せっかく一人分の増員を掛けるところ、私を採用したばっかりに半分の戦力になってしまうというのは、あまりにも申し訳なく、費用対効果を感じてもらえるようにしなければならない。 また、以前職探し時に書いたブログでの迷い…「シニア年金生活者が、現役世代の仕事を圧迫するのは本位ではない。」というポイントも入社時担当不在のため、私が在籍している間に、引継ぎができる体制を構築できれば…、という思いである。 社会へのインパクトを考えると、年金を貰わないのが最も社会貢献になっているのだろうが、そこまでの甲斐性はなく、自分の心身状態を”弱肉”側に置かない程度に健全に、知識や経験や体力や会話など、自分が蓄積したものを社会に放出し、それなりの収入で年金=生活だけでない「人生のやり残し」に対する自分への投資を続けたいのである。

以前、「自分が年金生活者になっても配偶者もフルに年金受給者になるまでは不安である」という文章を書いたことがある。 すべてが間違いではないがちょっと訂正! この2年間「年金便り」よりも2ヶ月で数万円多く支給されてきた。 もしやと思って調べてみると「加給年金」であったらしい。 被保険者に扶養家族の配偶者がいる場合、その配偶者が老齢基礎年金の受給が開始されるまで支給されるらしく、私の年金受給申請の際に手続きを行っていたらしい。 戸籍謄本、対象となる扶養家族の住民票や所得証明など様々な書類の提出があるはずなのだが…。 また、加給年金には特別加算という恩恵処置もある。 イメージ的には、加給年金+特別加算で受給年齢に到達した後の配偶者の老齢基礎年金の半分くらいが支給されているようである。 ついでに調査中見かけた内容を書いておくと、加給年金は配偶者が年金受給対象となると、加給年金の対象ではなくなるが、配偶者の年金受給申請がないと加給が続き、分かった時点で多額の返金となるケースありで要注意。 また、加給年金の一部は振替加算(ほぼ自動的に)として受給できる制度もあるらしい(2ヶ月で数千円である)。 年金制度、まだまだ学習の余地があり、”恐るべし”である。

早いもので、また梅の花が咲く時期になり、昨年個人事業主(フリーランス)初年度の収支は赤字だったことで、最初の確定申告は源泉徴収されていた額(基本は年金から)からほとんど追加納税することがなく終了していたが、2回目の確定申告はというと、週18時間とは言え、年間通しの収入があったこと、また空き時間にそれ以外の単発的仕事の収入もあったことで、源泉徴収からの追加納税が必要となりそうである。 非常に損をした気分であるが、源泉徴収であれば否応なしに手取りが減っていたところであるので、少なめの源泉徴収でそれ以上は自分の意志で納税することをよしとしなければ…。





コメント

  1. 匿名2/27/2023

    筆力が上がっていることは間違いないよ~!(^^)! 個人事業主の経費 Ⅰ.直接活動に必要な経費 2事務所経費 3.専従者給与 4.喫茶系食費➡会議費 Etc 研究してみようね

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